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2011.6.23 手術中に巨大地震!!~その後 坂総合病院手術室
2011年3月11日14時46分18秒 地震発生!!

私はこの時外科手術の器械出しを担当していて、ちょうど閉腹に入ろうとしていたところでした。

医師たちは患者さんが手術台から落ちないようにおさえ、私は先輩看護師に言われ、無影灯を患者さんの上(術野)から人のいないところに移動させ、器械が乗っている台をおさえました。
揺れが続く中、医師が「まず自分の身を守れ!!」と叫んだので、私は器械台を離れ、患者さんの足元の方に移動しました。
揺れがおさまったところで手術を再開し、すばやく閉腹しました。
手術が終了し、抜管後患者さんは病棟に戻ることになりましたが、エレベーターが動かないため、ベッドのシーツを何人ものスタッフで持ち、階段を使っての移動となりました。
当日、外科の他にも婦人科や整形外科の手術も行われていました。

その後手術室スタッフは、人工呼吸器を装着した患者さんや、在宅酸素療法の患者さんの受け入れをしたり、トリアージの担当も行いました。
私は、患者さんを看る(受け持つ)ということが初めてで、吸引も実際に経験したことがないためとても戸惑いました。
トリアージでは、救急車などで搬送されてきた患者さんをストレッチャーや車いすに移動させ、それぞれのブースに連れていく仕事をしました。

地震当日は、停電のため家に帰っても怖いので病院に残り仮眠をとりながら働きましたが、余震がひどくあまり眠れませんでした。
翌日の朝に家に帰り、寝てまた夜に働くという生活を何日か続けた後、三交代勤務体制になりました。

私は病院の中にいたので、外の状況がほぼわからず、病院と家の行き来のみの生活でした。
テレビなどでニュースを観ると本当にひどい有様だったということがわかり、つらく悲しくなりました。


現在は、通常に戻り、毎日以前のように手術を行っています。
節電を心がけていて、手術の準備や片付けの時は電気のスイッチをひとつだけつけたり、ロッカールームを使用しない時は空調を消したり、スタッフ全員で協力しています。

まだまだ避難所で生活している人もいるということを忘れず、電気・水・ガスが通っていることが当たり前と思わず生活しなければと感じています。

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                          2010年入職 松山美穂
by ikiikihiroba | 2011-07-27 15:13

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